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益城の家_養生が取れましたよ。

2018/05/29

いよいよです

 

外回りは、玄関前の左官工事が少し進められていました。完成形はまた次回ということで。


梅雨入りしたのかな?雨は降っていませんが曇り空です。

 


室内の様子、まずは和室です。床の間が完成し、左側の押入れ扉と、右側広縁へつながる障子の到着を待っています。あと、畳も採寸終わっているようですので、じき搬入されると思います。照明器具をダウンライトとしましたが、和天井の場合はレイアウトの自由度に制限があります、注意が必要ですね。

 


洋室(リビングというより応接間的空間)から台所(北側)を見ています。中央の丸柱と造作カウンターが、この空間を適度に区切ってくれています。

 


台所から洋室を見るとこんな感じです。窓の外に見える茶色い小屋は、地震の後応急的に作られた家財道具用の倉庫です。この部分が庭に戻れば気持ちいい風景になると思います。

 


階段も養生が外されていました。階段踏み板先端の赤いラインが軽快です。真ん中に立つ親柱、この柱も丸くできるとさらに気持ち良さそうです。どういう風に納めることができるか、ちょっと考えてみます。

完成引渡しに向けて、現場は慌ただしくなって来ました。久しぶりに40坪近い住宅になりましたが、完成が楽しみです。最終形はまた別の機会にご紹介いたします。

 

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益城の家_クロス張りの始まりです。

2018/05/22

仕上げクロススタート。

仕上げのクロス張りが進んでいます。白いクロスが、明るい室内をさらに明るく感じさせています。

 


外観に変化が・・・、そうです、足場の解体が済んでいます。いよいよここまできました。

 


1階の茶の間になる部分に、クロスの裁断・ノリ付け機械がセットされています。奥にみえる窓は北側の窓ですが明るいですよね。お隣の緑に光が反射して、優しく茶の間を照らしています。南側だけでなく、北側の窓辺は非常に気持ちいいのです。

 


台所周りはクロス張りの真っ最中。白いクロスが眩しいですね、今日中にクロス張り終わるようです。

 


2階に登ってみると、こちらでは外壁サイディングの仕上げ作業中でした。丁寧にサッシ周りのコーキングと、タッチアップ作業を。話を聞くと、ハキハキとした好青年。新卒とのことでしたが、気持ちいい挨拶と聞いたことに対する受け答えが清々しかった。

 


2階個室はクロス張り完了してました。あとは、照明器具の取り付け、エアコンの取り付け、そして工事清掃で完了です。

 

残りのスケジュールを確認すると、左官工事と給排水工事が残っているとのこと。両業種について人手不足が続いているようで、そこさえうまく手配が進めば完成引渡しも近いようでした。一応、6月中旬に、建築確認の完了検査の予約を入れておこうと思います。

 

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益城の家_内装工事が始まりまりました。

2018/05/15

内装工事が始まりました

造り付け家具の設置がほぼ完了しました。いよいよ内装工事の始まりです。

 


外観は変化なしですが、青空もいつも通りでした。

 


クロス工事に先駆け、下地処理が進んでいました。ボードトボードのつなぎ目(ジョイント部と現場では言います)を、専用のパテを使い平滑に仕上げていきます。

 


こちらの写真の方がわかりやすいですね。帯状に見える部分がボードのジョイント部分で、点々とした模様に見える部分は、ボードを貼った時のビス部分です。仕上げクロスを綺麗に仕上げるには、この下地パテ処理がすごく重要です。もちろん、その前のボード張りや軸組の精度も大切です。それぞれが少しづつずれていくと、仕上がりにも徐々に影響をおよぼします。下地処理大切です。

 


2階の個室、机周りも下地処理されています。前回の処理前と比べると、少し部屋らしくなってきました。

 

本格的に仕上げ工事に移ってきました。来週はきっと仕上げのクロス張りが始まっていると思います。完成まであと少し、楽しみな日々が続きます。

 

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益城の家_家具造作にはいると雰囲気でます。

2018/05/8

机と吊り戸棚取り付け完了

連休明けの現場、まとまった雨が降り続いていますが、室内の工事は順調に進んでいます。

 


リビングのろくろ丸柱も養生が外されていました。やっぱり触りたくなる素材です。

 


茶の間と寝室も建具枠や廻縁などの造作完了しています。あとはクロス張り・建具建て込み・たたみ敷き込み・コンセントやスイッチの取り付け・照明器具の取り付けなどで完成ですね。

 


2階の個室も同じような状態でした。廊下の先に螺旋階段が繋がります。

 


個室に設けた造作の机と吊り戸棚です。いつもは杉の集成材ですが、今回はパインの集成材で作られています。杉よりも少しモダンな雰囲気に仕上がりました。吊り戸棚にはこのあと可動式の棚板がセットされます。

今月中には完成引渡しを目指しているようですが、左官さんのスケジュールがなかなか取れないようです。玄関周りの左官工事が残っていますが、それ以外の工事はほぼ完了するとのこと。もうしばらくですが、最後まで宜しくお願いいたします。

 

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螺旋階段リターンズ、木製でかっこいい螺旋階段はつくれるのか?

2018/05/1

木造螺旋階段の作り方

2014年に書いていた記事ですが、ブログの引越しする前(以前はライブドアブログを利用していました。)のものを、ちょっと書き直して再稿してみます。

お題の木の螺旋階段、特徴的なのは螺旋でありながら円を描いてないところ。そもそも木造住宅で螺旋階段が採用されることが少ないのですが、そんな中で採用されている螺旋階段は鉄骨造であり、螺旋なので円形のものが多いですね。そこを、「木造住宅なのだからより木造らしく」ということで考えたのがこの階段です。

 


どうですか、ぐるぐる回ってるのがわかりますか?

以前手がけた住宅での施工風景。4方向にささらを回し、中央の親柱に向かって踏み板をかけていきます。ただ、普通に踏み板をかけていくと、外周部は十分に踏み板がささらに掛かるのですが、親柱側では踏み板の掛かりがめちゃくちゃ小さくなってしまいます。小さいということはそこに力も集中するということ。見た目にも明らかに不安で、吊り橋をビビりながら渡る感覚で階段を上り下りしなければなりません。

もちろんそんな訳にはいけないので、掛かりが少ない踏み板の下に補強材をいれてみます。これで強度は出せるのですが、見た目に無骨になりかっこ良くありません。この時は、1/10の模型をつくっていろいろな形の仕口を考えてみました。で、結局たどり着いた結論は、小さい面積で強度を出せさえすればいいという至極当たり前なこと。その基本を押さえながら設計をまとめていきました。

 


その解決策がこの黒い三角形の板、鉄板です。この鉄板をささらと親柱に架け渡します。ただこの鉄板だけではかなり撓んでしまいます。鉄板の厚みをとったり、補強のためにリブを設けたりすればその撓みも押さえられますが、それではやはりかっこ良くないし、そもそもイメージの木の螺旋階段になりません。

さらに、螺旋階段って下から見上げることの方が多い階段なので、踏み板の裏側もきれいでないといけないんです。そこに変なリブとか見せたくない。そこで、厚みのある木の踏み板を鉄板の上にかぶせ、見た目の木造の雰囲気と、構造的な強度を確保したハイブリッドな階段にしました。もちろん、見上げの美しさにも配慮して。

 


裏から見ると黒い鉄板が(あまり鉄板にも見えない)、階段裏のデザインとしてしっかり馴染んでいます。構造的補強の部分ですが、しっくりとデザインに溶け込んでいます。

 


こんな感じで回りながら登って、

 


こんな感じで回りながら降りていきます。動画も撮ってみましたので、興味ある方は降りてみてください。

 



いかがですか、木造住宅でもこんなに楽しい(上り下りもすごく楽)階段が作れます。あなたのお家にも採用してみてはいかがでしょう。

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益城の家_造作工事が進んでいます。

2018/05/1

大工さんによる家具つくり

ゴールデンウィークの中日、本日もお天気に恵まれお休みを楽しんでいる方も多いことでしょう。現場は暦通りですので、青空のもと着々と作業が進んでいます。

 


本当にこの現場は青空が似合います、午前中に現場へ行くので、毎回太陽を背にしてこのカットを撮っているせいでしょうね。

 


この家で一番距離のある部分です。普段のくつろぎスペース茶の間から玄関をみています。建具枠・石膏ボード・スイッチコンセントの開口などなど、内装工事への引き継ぎ準備が進んでいます。

 


先日搬入されていたシステムキッチンも設置完了しています。北側を向いた台所ですが、流し台の幅一杯の全面開口で明るさ十分。吊り戸棚の高さも低く抑えて、使い勝手もいいようです。

 


こちらは大工さん製作の台所カウンター。台所にあった食卓テーブルで、豆のサヤ取りがすごく思い出にあるっていわれた奥さまでしたが、食卓としては使っていなかったそうです。そこで、低めのカウンターにしつらえて、収納と座って作業できる箱にしてみました。

 


こちらも大工さんによる造作家具、トイレのサイドカウンターです。右手の低い方に手洗いボールが納まります。左手は収納を設けていますが、トイレットペーパーホルダーや、リモコンなども取り付けられます。

 


螺旋階段から朝日が差し込んでいました。壁が白く仕上がれば、さらに綺麗に見えることでしょう。

通常の大工さんの工事(壁と天井の石膏ボード張り)はほぼ終わっていますが、うちで設計する住宅ではここからあと仕事ということになります。机や収納やカウンターなど、現場製作の造作家具がいくつもあります。下足箱・机・吊り戸棚・手すりなどなど、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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