家づくりの思想

あなたとの関わり方

「あなた(建て主)と一緒に家づくり」

「あなた(建て主)と一緒に家づくり」わたしの考える家づくりの基本です。家づくりの主役であるあなたは、その分野では素人です。建築のプロフェッショナルとして、あなたと共に家を考え、ちぐはぐにならないように軌道修正をしていきます。

あなた(建て主)との打ち合わせの様子

ちょっとだけ背伸びの、あなたの身の丈にあったぴったりの家。完全オーダーメイドの心地よい住まいです。そのなかで関わる廻り(地域や自然)のことも考え、独りよがりにならないように整理していきます。そのために、あなたの希望するものをやさしく却下することもあるかもしれません。それがプロであるわたしの務めだと考えています。

FADが得意とする住宅

依頼を受ければどんな建物でも設計デザインは可能です。しかし、あれもこれもでは纏まりのないものになってしまいます。特に住宅では、わたし自身が自信のもてるものでなければ、あなたに提案することなんてできません。つまり、自信を持って提案できるものが、わたしの得意とする住宅であり、ここに示すものになります。

ADVANTAGE / 01

木造(在来工法)であること。

現代(将来も)の大工たちが自然に取り扱うことのできる住宅であり、想定されるメンテナンスが容易です。特別な工法は、将来その工法がなくなった場合、対応できる人がいない事も考えられます。永く住まうために考えるべき事のはずです。

木造(在来工法)であること。

ADVANTAGE / 02

自然な繋がりがもてる窓があること。

住宅密集地が増えていながらも、ご近所との付き合いや、関わりが少なくなっている今の住宅の状況に疑問を感じています。積極的な開口でその繋がりを生み、光や風を効率よく制御できる窓をつくる。位置、大きさをデザインし室内空間にメリハリをつける。それらを可能にするのが木製建具(オリジナル)だと考えています。

自然な繋がりがもてる窓があること。

ADVANTAGE / 03

可能な限り小さい家であること。

面積を可能な限り小さくすることで、住宅(生活・環境・景観・建設など)に必要なエネルギーを抑えることができます。当然予算も抑えられます。ただし、ただ小さいだけでは窮屈な狭いだけの住みにくい家になります。縦方向、横方向のバランスを工夫し、実面積以上に広く感じられる空間をデザインしていきます。家族4人であれば床面積20坪程度でもデザイン可能です。小さく暮らす工夫はご家族の生活を豊かにしてくれます。

可能な限り小さい家であること。

ADVANTAGE / 04

素材には拘らない。

自由な発想を持ち続けるために、特定の素材へのこだわりは持ちません。ただし、その素材の特性や性能はきちんと調査し、デザインする住宅にマッチするかどうかを、一つ一つ吟味していきます。奇抜さは必要なく、永く付き合えるやさしい素材がいいと思います。

素材には拘らない。

ADVANTAGE / 05

あなたと造り手とが繋がること。

分離発注方式にしろ、一括発注方式にしろ、立場の違うもの同士が同じ方向をみて家づくりができるように工夫していきます。住まい手と作り手が、将来にわたりつながれる事が大切だと考えます。

あなたと造り手とが繋がること。

CONCEPT