光の森の家_瑕疵保証検査。
2015/09/28
「光の森の家_ガレージのある平屋の家」現場ライブ
現場順調に進んでいます。今日は瑕疵保証制度に伴う現場検査が行われました。検査指定法人ハウスジーメンによる検査です。
今回の検査内容は、構造上主要な部分の状況及び防水(雨水の浸入)に関わる部分です。国が義務づけしているのはこの部分だけ。家にはもっと見なければ(チェック)いけない所いっぱいあります。決まりは決まりとして粛々と進めていきますが、これだけでOKでは決してありません。当たり前にいいものを造るためにも、現場の管理写真を撮るというのは大切になってきます。
屋根では瓦が葺かれています。写真は天窓廻りです。この天窓も既製品が多い昨今ですが、うちではオリジナルにて制作しています。自由なサイズ・形・ガラスの構成、すべてがその時々の状況に応じて最前のものに仕立てられます。ただし、それだけのノウハウがないと雨漏りというリスクがあるので、作り手としての覚悟が必要です。
室内からはこんな感じ。優しいひかりが室内を照らします。
通気胴縁の上に、左官塗りの下地となるバス板が張られています。この状態結構好きで見えなくなるのが勿体ない気がします。
床断熱も施されています。当事務所では基礎断熱ではなく、床断熱を採用しています。数字的性能は基礎断熱の方がいいようですが、体感的には変わらないと実感しています。それ以上に、床下空間をきちんと確保することで、後のメンテナンスやもしものシロアリ対処にも有利に働きます。基礎断熱との差があるのであれば、断熱材の性能をちょっとあげてあげればバランスは取れるはずです。