現場レポート

現場で作ることで思いが乗っかる。

2019/02/22

天窓を楽しむ

内部の造作工事が進んでいます。天窓にもガラスが納られているので、室内がパッと明るくなってきました。大工さんと板金屋さんとガラス屋さん、三者の技術を合わせたオリジナルです。

 


浴室に設けた天窓です。天井がこの後張られますが、浴室の端から端までをくり貫いた、夜空が楽しめる窓。周りに高い建物はないので、これだけオープンでも大丈夫というロケーションなのです。この窓部分が天井よりグッと高い位置にあるので、浴室の換気扇もこの凹み部分に納めます。湯気を効率よく排出できるようにと狙っています。

 


こちらは玄関ホールに設けた天窓です。すでにボードが張られて、形が見えてきました。仕上がると白い壁になるので、さらに明るく感じることでしょう。青空が綺麗ですね。

 


脱衣室から浴室側を見ています。脱衣室(洗面所)の窓って取り付ける場所難しいですよね。ちょうどいい場所だと外からの視線がきになるし、そうはいっても明るい脱衣室(洗面所)の方がいいし。ということで、うちでは天窓を多く採用しています。上からの視線がある場合は乳白色ガラスを使い、このお宅のようにそれがない場合は透明ガラスにしています。場所も大きさも自由にできるのでオリジナル天窓オススメです。

 


リビングもだいぶ見えてきました。

 


窓枠の取り付けも進んでいます。既製品はなく、全て素材から作って現場で設計通り取り付けられています。今回は内障子を設けないので、ブラインドが取り付けられます。そのために、ブラインドボックスも造作で設けています。そのボックスの作りにもさりげなく工夫をして美しく仕上げています。

 


こちらには100円ショップの小さな磁石とベニアでできた箱が置いてあります。今回の住宅で必要なものなのですが一体なんでしょう?こんな風に作って欲しいですとスケッチでリクエストしたらすぐにできていました、大工さん素敵です。何ができるかは後日のお楽しみということで。

 

現場は3月末の完成を目指し、皆さん頑張ってくれています。現場で作るオリジナルが多いとその分関わった人の思いも乗っかるようです。家全体にそんな雰囲気が漂っています。手間はかかるけど、そんな家は長く愛されると思います。完成披露会も予定されているので、そのご案内はまた次回。どうぞお楽しみに!

 

なんでも結構です!ご質問などございましたら、ご遠慮なくこちらからお問合わせください。心をこめてお応えさせていただきます^v^。

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天窓と食卓テーブルのお話し。

2019/02/15

天窓つくりが進んでいます。

うちの設計では天窓をよく取り入れています。何が何でも天窓というわけではなく、暮らし方に寄り添うために効果的な場合の採用です。リビングが明るいのは当然なので、リビングでの採用は少なく、窓を取りにくい脱衣室や階段室、洗面所や意外と外光の入りが少ない玄関ホールなどに使う機会が多いですね。

既製品の天窓もあるのですが、オリジナルの場合がほとんど。自由なサイズで作れ、思い通りの位置にセットすることができます。ガラスの種類も選べて、星空をみたいなら透明ガラス、視界を遮り明るさだけを求めるなら乳白ガラスと、使い方に合わせたセレクトが可能です。ただし、雨漏れなどのリスクがあるので、しっかりとした設計と施工は必須ですね。

 


今回の住宅では、脱衣室兼洗面所とトイレ、それと玄関ホールへ天窓を設けています。写真は脱衣室兼洗面所の天窓になる部分。まだ、壁も天井もない状態なので、ちょっとわかりにくいですが、明るくなっている部分に天窓があります。断熱材の白が光を反射して、これはこれで綺麗ですね。

 


こちらはトイレに設けた天窓です。枠材はできているもののガラスがまだ入っていないため、ベニア板で蓋がかぶせてあります。

 


その天窓に使う枠材を加工している風景。今回初めて枠材を杉の集成材で製作しています。見つけ面に柾目が現れるように作ってあり、いつも使っている板目のものと違う表情で、こちらもいい感じです。使い方次第でどちらでも似合う納め方ができそうです。

 


天井下地組みも始まっています。これができてくると、部屋のボリューム感が出てきて一気に家感が増してきます。

 

食卓テーブルの天板選び

暮らしの中で食事はとても大切な時間だと思っています。みんなと一緒であろうと、時間が合わず一人で食べる食事であろうと、適当な食事は人の精神状態にいい影響は与えないだろうと。そこで、食卓テーブルの役割は大きいと思うんです。だから、うちの設計では必ず食卓テーブルまで一緒にご提案しています。持ち込み(購入)テーブルでお気に入りのものがある場合は、そのテーブルにあった食卓デザインを考えますが、それがない場合はオリジナルでぴったりのものを設計しています。今回もテーブルを一緒に提案していたのですが、素材についてご希望が出てきたので、では実物を見に行きましょうということで、福岡県大川市まで行ってきました。

 


お邪魔したのは、大川市にある「有限会社高田製材所」さん。木材取り扱い樹種数が世界一という素材問屋さんです。上の写真はほんの一部で、とても一枚の写真には入りきれません。こっそり、現在の在庫資産はどれくらいですかと聞いたら、数十億でしょうとさらりと。もし、火事にでもなったらと勝手に心配してみたり。ネットからの問い合わせも受けられているようですので、詳しくは下記サイトをご覧ください。

有限会社 高田製材所 https://mokuzaikan.com
福岡県大川市古保802

 


まずはショールームで、いろんな樹種の特徴を説明いただき・・・

 


実際に並べてある材を眺めながら、いろいろな質問をしてみて。ちなみにこちらはウォールナットの一枚板。

 


塗装の仕上がり具合をサンプルでご説明いただき・・・・

 


運命の出会いへと繋がりました。片隅に立ててあった左端のこの紅白の一枚板。最初に、このショールムに入った時からそこにあったのですが、全く視界に入っていませんでした。それはなぜか?施主も含め僕も工務店さんも、案内してくれていた高田製材所の古賀さんも、「今回はウォールナットとかブラックチェリー」のようなものと意識していたから。そんな目線で見ていたので視界に入らなかったのです。

 

感動の出会いに

ウォールナットを探していたのですが、適当なサイズの在庫はなく、納期が間に合わない。では、ハギ材(数枚の板をつなげたもの)ではどうかと相談をしていました。ハギ材の説明をいろいろしていると、施主より「やっぱり一枚板じゃないとうちには意味がないです。一枚板でないなら逆になんでもいいくらいです」ときっぱり。この一言で僕は鳥肌立ちました。案内してくれていた高田さんがそれに反応します。「では、これが私の一押し、オススメです!」と向かった先が、この紅白の一枚板でした。なるほどサイズもぴったりで、ほぼ仕上がっているので納期も間に合います。

 


立ててあったものを床に置いて再確認、いい感じです。施主も「いいですね、これにします」と速攻で商談成立。あっという間の出来事でしたが、すごく感動の瞬間でした。潜在的に抱いているイメージと現実目に入ってくるものには大きなズレがあります。今回、みんながイメージしていたものはウォールナットでしたが、それがちょっとしたきっかけでこの一枚に出会い(すでに出会っていたのですが)、家づくりの中のドラマが生まれました。「行き詰まったら違う角度からものを見る」なんでも一緒ですが、心がけておきたいものです。

 

ドラマといえばこの一枚板の樹種も面白い。この木なんの木、気になる木〜でおなじみの「モンキーポッド」でした。子供の頃の日曜夜のテレビの定番CMでしたね。僕らの世代で行けば、西遊記(夏目雅子・堺正章出演)の番組後に流れていたような気がします。ドラマ繋がりです。

 

家づくりも折り返し地点まで来ています。完成が待ち遠しいですが、さらなるドラマが生まれるよう、いろんな目線で家づくりをサポートして行きます。

 

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一手間が与える品のいい風格

2019/01/31

窓周りの造作

今日は久しぶりに冷えてますね、今年に入って雨少なかったのですが、今日は朝からずっと降ってます。気温も当然上がらず、冷たい雨でした。そんなお天気でしたが、現場での定例会議にいって来ました。

庇が十分かかっているので、これくらいの雨であれば外壁も窓にも雨粒は届いていません。日射のコントロールに庇は貢献しますが、雨をしのぐという基本的な役割も果たし、外壁などの痛みを遅らせてくれます。

 


南側リビングのメインの窓周りです。今回は、いつもの木製窓ではなくアルミサッシを採用しています。でも、ちょっと普通のアルミサッシとは見た目が違うのお気づきでしょうか?そう、窓の周りに木が見えてますね。この木枠の部分に格子窓が取り付けられる予定です。普通のアルミサッシでも、こんな一手間が入るだけでグッと印象変わると思います。分かりにくいですが、サッシの上には小さな庇も付いていて、窓周りにさらに奥行きを与え品良く仕上がっています。

 


こちらも地味なところですが、玄関前ポーチの下り壁部分です。黄色い養生カバーが付いているのがポーチ柱です。それに取り付いているのが梁なのですが、そのままでは外壁の黒い板材が納まりません。そこで、杉材にて見切りを加工して取り付けてもらっています。ここも小さな庇状になっいて、奥行き感を出してくれています。

どちらも大工さんなくして実現できないものです。もちろん図面なり、スケッチを書いたりして打ち合わせは行いますが、設計がイメージしているデザインを読み取り、そこに使える材料の吟味から、加工方法までを経験と知識から導いてくれます。やっぱり大工さんは凄い!とあらためて感じた時でした。

 

下準備

大量の黒い杉材、今回の外壁に使う材料ですが、貼り付ける前に一枚一枚塗装されています。これも、今回は大工さんたちがやってくれています。通常大工さんが板張りを終えた後に、塗装屋さんが表面を塗っていくのですが、自分たちが加工して貼り付ける材だからとのこと。まちがいないですね。


*外壁に使う杉板の山


*その杉板を押さえる押さえ縁の山

 

杉板張りまだまだ続くようですが、張り終えるのが楽しみです。室内側は電気設備との打ち合わせを済ませ、配線工事が進んでます。配線ルートの確認や、照明器具のレイアウトなどですね。点検口の位置なども将来のメンテナンスを考慮しながら決めてきました。

 

あっという間に今年も一月経ちました。3月の完成目指して現場は動いています。インフルエンザが流行っているようですが、みんな予防に努め順調に工事進行中です。このまま元気に完成迎えましょう。

 

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黒い板壁張りが始まりました。

2019/01/24

看板が地味すぎる

足場がかけられて、その後すぐに垂れ幕看板を設置してもらったのですが、うちの垂れ幕やっぱり地味すぎますね。道路から一番目立つ場所に掲げてもらったのですが、全く気づいてもらえないようです。リニューアルが必要そうです。


施工のアクラスホームさんの垂れ幕はしっかり主張されてます。

 

さて、現場の方ですが外壁の板張りが始まっています。今回は22条地域ではないため、外壁に板壁が使えます。足場で全体像はまだ見えませんが、足場の中に入るとこんな感じです。


杉板を黒色で塗装しています。塗料はいつもの匠の塗油です。エゴマ油100%溶剤添加なしという、安心安全な塗料です。そして、出入り口前にはこちらもいつものように庇をつけています。幕板がまだ塗装されていませんが、この部分も黒く染まる予定です。

 

床下断熱を基本に

ちょっと足元を見てみると、水切りが取り付いています。うちで設計する住宅では基本的に床裏断熱を採用しています。基礎断熱も最近よく目にしますが、床下空間には外気を通し換気をよくしておいた方がいいと考えるから。そのためにこんな穴の空いた土台水切りを採用しています。


この穴から入った空気が床下へと周り、常に空気の移動がある状態です。ただし、空気を回したくないところもあります。それがこちらの浴室の床下。


浴室は一般床よりも若干下がるため、基礎の内側にて断熱(基礎断熱)をします。なので、この部分は室内と同じ環境にする必要があるのです。外気の侵入を防ぐために隙間をコーキング(黒い部分)にて埋めています。


隙間を埋めるといえば、サッシ周りも入念にコーキング処理してありました。設計での指示はなかったのですが、アクラスホームさんの気密確保のための徹底施工でした。

 

室内の様子

外部の杉板張りが先行しているのですが、室内の雰囲気はこんな感じです。


今日もお天気でしたが、気持ちいい日差しが予定通り室内を温めてくれています。敷地に対して真南を向くように建物を配置しています。同じ性能の家でも、冬場は日射所得を上げると暖房エネルギーはぐっと抑えられます。


模型ですが、南を向くために敷地に対して斜めに建っています。

 

配管のスペース確保されていますか?

フラット35や瑕疵保険などいろいろな検査員をしていますが、配管スペースを確保していない現場をよく見かけます。本来は写真のように配管スペースをきちんと設け、土台や梁・柱などの構造部材の欠落を作らないようにしなければいけません。ただ、現場でこれに対応しようとするとなかなかタイミングが合わないようです。解決するためには設計の段階でしっかり配管ルートを確保しておく必要があります。


図面できちんと表現しておくことが大切です。

 


 

 

造作工事も始まった!

いつものように窓周りの造作(美しいデザイン)にも気を使っています。ただのアルミサッシが、この造作枠を設けるだけで、見た目にも美しくなり、雨だれ対策としても有効に働きます。


まだ、始まったばかりなので形はわかりませんね。来週の今頃には窓周りに綺麗に収まっていると思います。来週が楽しみです。

 

ここ数日暖かい日が続きましたが、週末は冷え込むそうです。現場の皆さんも風邪などにはご注意いただき、どうかお身体ご自愛ください。これからの週一でお届けする現場レポート、どうぞお楽しみください。

 

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「記念梁」

2018/12/3

菊池市に新築工事中のYさま邸ですが、記念梁イベントが行われました。
施工者「竹熊建設(アクラスホーム)」による記念イベントです。
今週上棟となりますが、その前に梁に施主ご家族の手形、名前、そして棟梁も名前を書きました。

この梁は後に天井を張ると見えなくなりますが、屋根裏でしっかりと見守ってくれますね。

家づくりを楽しんでおられるお爺様。
イベントも喜んで参加してくださっています。


 

そしてYさまご家族も・・・
楽しそうですね。各自好きな色を塗り塗り。こそばゆいね〜(^v^)

いよいよ今週上棟を迎えます。

今後も工事の進捗などはブログ「現場レポート」にてアップしていきますので是非みてくださいね。

FAD建築事務所スタッフ
古市摩奈美

 

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現場が綺麗なところは仕事も丁寧

2018/11/20

配筋検査に行ってきました。

現場より工程通り基礎配筋ができたので、検査お願いしますとの連絡がありました。今回、建物2棟同時に建設しているので、検査も同時に進めていきます。

 


こちらの工務店(アクラスホーム)さんでは、基礎工事を自社施工とされています。通常、工務店さんでは施工管理だけを行い、実際現場で基礎工事行うのは「基礎屋さん」と呼ばれる、基礎工事だけを請け負われているところに頼むことが多いのですが、土を掘るところから自前です。珍しいですが、品質の安定と工期の分かりやすさではメリットの多い方法ですね。

 

◎印にも意味があるのですよ。

早速、配筋検査のスタートです。検査項目は多岐に渡りますが、今回は他社の検査では目にしないところをいくつかご紹介します。

 


こちらの写真は何を検査しているのでしょう。かなりドアップな写真で、スケールなどの計測器も当てていません。

正解は鉄筋の規格です。スラブ部分の鉄筋ですが、設計ではSD295AのD13という規格を指定しています。この写真からその規格に合致しているかを確認していきます。方法ですが、鉄筋に「13」と表示があるのでサイズについては分かりやすいです。ではSD295Aの確認はどうするか?これは、数字の脇にある表示「◎」から確認していきます。ミルシートと呼ばれる納品書で確認もできますが、現場で確認の場合はこの方法です。

業界にいる人でも知っている人は少ないかもしれません。この◎印にはきちんとした情報が与えられています。どんな情報かというと、この鉄筋を作ったメーカー情報なのです。この◎印は「九州製鋼(株)」になります。


この会社で作られる鉄筋の情報です。SD295AはD10とD13が作られており、他にSD345とかSD390という種類の異形鉄筋が製造されています。表中の圧延マーク部分がそれぞれのメーカーの表示マークです。以前「+」マークを使った「関東スチール(株)」とかも見たことがあります。一般的には出てこない情報ですが、住宅の現場ではミルシートがない場合も多いので、こういった方法で確認できることを知っておくのも面白いと思います。
*大型施設(鉄筋をいっぱい使う現場)などの場合は、現場ごとのミルシートがあると思います。

 

配筋検査以外で見えたこと。

配筋検査の時期は工事が始まって最初の頃です。今回鉄筋の検査に行ったのですが、現場雰囲気がすごくわかるタイミングでもあります。

 


立ち上がり鉄筋のスラブへの定着長さを測ってみたり・・・、もちろん合格です。

 


こちらは、ステンレス製の止水板設置状況をみたり・・・、これも合格です。

 


現場の全景です。なんだか綺麗ですよね、整理整頓ができているというか、雰囲気がいいです。こんな現場だと工事に対する想いとか、品質もきっといいはずです。そんな風に思います。

 


鉄筋工事が済んだらコンクリートの打設(流し込み)が始まります。その際の生コン車の搬入経路や、

 


クレーンの設置場所まで標識を作って準備されていました。建設現場でこんなの見ること基本的にありません。公の大型施設などではなく、住宅の現場ですから、建て主の方やご近所の方々がこの現場をご覧になっています。そんな時、この標識があるかないかで、現場でやっていることの伝わり方って全く違うと思います。そんなことにまで気を配ってる現場です、いいものができて当然だよなと強く思いました。

 

今回は配筋検査で現場に行きましたが、検査以上に現場の雰囲気に感動しました。これからの家づくりが楽しみです。ちなみに、配筋検査についてはこちらのページでも詳しく紹介しています。興味のある方はご覧ください。

 

【飛熊の家_MTH】基礎の配筋検査が終わりました。

 

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「喜」工式と幸約式で笑顔いっぱい

2018/11/8

大安吉日、晴天なり

11月4日Yさま邸地鎮祭(喜工式)・幸約式を執り行いました。
お天気も良く、とても気持ち良いスタートですね。

⬇︎緊張ぎみのYくん、Hちゃん(^v^)
 

⬇︎朝から施工を行うアクラスホームさんが手際よく準備をしてくださいました。
 

⬇︎社長自らしめ縄を編んでいるところです。
この地鎮祭で使われるしめ縄は、竹熊建設(アクラスホーム)社長の竹熊さんが心を込めて編んでいます。創業以来80年近く、地鎮祭にはその都度社長が編んだしめ縄を使われているそうです。

ただただお客様の幸せ、工事の安全を想い、心を込めて編む姿・・・じーんときますね。
このような社長は全国でも稀なのではないでしょうか。
一緒にお仕事をさせていただけて光栄です。


⬇︎「幸約式」
施工者、施主ご家族で「幸」印鑑で調印
施工者:共にマイホームを築き上げ、笑顔と幸せを生涯お届けすることを誓います。
施主さま:共にマイホームを築きあげ、笑顔あふれる幸せな家族であり続けることを誓います。
そんな笑顔あふれる調印式となりました。アクラスホームさんの家づくりへ対する熱意も伝わります。


 

⬇︎アクラスホームからのプレゼント
素敵なプレゼントですね。Hちゃん、これでいつでも現場監督ができますね🎵


⬇︎Yくんはすごく気に入ってくれて、ずっとかぶってくれていました^v^


今後も工事の進捗などはブログ「現場レポート」にてアップしていきますので是非みてくださいね。

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古市摩奈美

 

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建物の配置を現地で確認!

2018/11/1

建物の配置は大切です。

工事請負契約が済んで、いよいよ工事が始まります。起工式は後日ですが、本日は建物の配置を確定するため、現地で縄張りを実施。工務店さん、建て主、そして設計にて確認してきました。

 


お天気で気持ち良いです。遣り方の準備が進んでいます。遣り方(やりかた)とは、建物の大きさや形を現地に再現するための基準となるもの(行為)です。敷地に板が配られていますが、この板を使って基準を作っていきます。

 


遣り方のための柱が立ち始めました。この柱に板を取り付け、その板にいろんな情報をもたせていきます。

 


遣り方のイメージ図がこちら。周りに作っている柱と貫板(ぬきいた)そのものを「遣り方」とも言いますし、「現場では遣り方を出す」とも言います。イメージ図が建物の角の部分で、四角い建物であれば4つの角にこれが作られます。糸を張って、それを真下に投影したり、貫板を使って高さの基準をとったりします。

 


遣り方出しが進んでいる間、脇ではテーブルを広げてこれからのスケジュールについてなど、お客様と打ち合わせしました。青空の下での打ち合わせは気持ちいいですね。

建物配置・遣り方出し、設計通りにレイアウトできてよかったです。真南を向いた配置で、太陽の恵みを受けつつ、窓からの視線(外部から)を外す機能もまとわせています。その辺り完成の時に再度レポートしてみます。

 

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益城の家_養生が取れましたよ。

2018/05/29

いよいよです

 

外回りは、玄関前の左官工事が少し進められていました。完成形はまた次回ということで。


梅雨入りしたのかな?雨は降っていませんが曇り空です。

 


室内の様子、まずは和室です。床の間が完成し、左側の押入れ扉と、右側広縁へつながる障子の到着を待っています。あと、畳も採寸終わっているようですので、じき搬入されると思います。照明器具をダウンライトとしましたが、和天井の場合はレイアウトの自由度に制限があります、注意が必要ですね。

 


洋室(リビングというより応接間的空間)から台所(北側)を見ています。中央の丸柱と造作カウンターが、この空間を適度に区切ってくれています。

 


台所から洋室を見るとこんな感じです。窓の外に見える茶色い小屋は、地震の後応急的に作られた家財道具用の倉庫です。この部分が庭に戻れば気持ちいい風景になると思います。

 


階段も養生が外されていました。階段踏み板先端の赤いラインが軽快です。真ん中に立つ親柱、この柱も丸くできるとさらに気持ち良さそうです。どういう風に納めることができるか、ちょっと考えてみます。

完成引渡しに向けて、現場は慌ただしくなって来ました。久しぶりに40坪近い住宅になりましたが、完成が楽しみです。最終形はまた別の機会にご紹介いたします。

 

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益城の家_クロス張りの始まりです。

2018/05/22

仕上げクロススタート。

仕上げのクロス張りが進んでいます。白いクロスが、明るい室内をさらに明るく感じさせています。

 


外観に変化が・・・、そうです、足場の解体が済んでいます。いよいよここまできました。

 


1階の茶の間になる部分に、クロスの裁断・ノリ付け機械がセットされています。奥にみえる窓は北側の窓ですが明るいですよね。お隣の緑に光が反射して、優しく茶の間を照らしています。南側だけでなく、北側の窓辺は非常に気持ちいいのです。

 


台所周りはクロス張りの真っ最中。白いクロスが眩しいですね、今日中にクロス張り終わるようです。

 


2階に登ってみると、こちらでは外壁サイディングの仕上げ作業中でした。丁寧にサッシ周りのコーキングと、タッチアップ作業を。話を聞くと、ハキハキとした好青年。新卒とのことでしたが、気持ちいい挨拶と聞いたことに対する受け答えが清々しかった。

 


2階個室はクロス張り完了してました。あとは、照明器具の取り付け、エアコンの取り付け、そして工事清掃で完了です。

 

残りのスケジュールを確認すると、左官工事と給排水工事が残っているとのこと。両業種について人手不足が続いているようで、そこさえうまく手配が進めば完成引渡しも近いようでした。一応、6月中旬に、建築確認の完了検査の予約を入れておこうと思います。

 

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