お知らせ・ブログ

益城の家_大工工事進んでいます。

2018/03/15

天井の姿が見えてきました。

大工さんによる木工事進んでいますが、天井ができてきたので随分空間認識がしやすくなりました。

 


キッチンへ繋がるリビング、中央には丸いろくろ化粧柱が見えます。手に触れるところにあるものは、全て触って気持ちいいものにしています。

積極的に触りたくなる柱。2階の間取りから直下に柱が欲しい時、その柱が邪魔と考えるのではなく、その存在が安心や安らぎをもたらすようなデザインを心がけています。だから、ピカピカ光った磨き丸太ではなく、製材をロクロにかけたろくろ丸太。触り心地が全然違います。

ろくろ丸太・・・木製のバッドのように木材を削り出して作った化粧丸太
磨き丸太・・・・床の間のトコ柱のように樹皮を剥ぎ取り磨いた化粧丸太

 


天井の石膏ボードが張られた寝室。いつもより天井が高い(と言っても2.4m)ので窓も見え方が違います。

 


先ほどのろくろ丸太のあるリビング。ここの天井は緩い勾配がついて、実際の広さに奥行き感をプラスしています。

 


階段の方もいよいよ素材の発注時期になりました。まずは、2階最上段の框の発注なのですが、自前でスケッチ描いて素材屋さんへ注文です。杉の集成材にいつもの先端は赤材(アガチスが多いですがその時のおすすめ材優先)にて、視覚的に段差を強調しています。

 

階段が取り付けられると一気に作業は進みます。一般的な住宅建築の場合、階段はかなり早い段階で取り付けられますが、うちで設計する住宅では工事中盤のことが多いです。普及しているプレカットの階段でなく、オーダーの階段材であることのいえば弊害なのかもしれません。この階段材をもうちょっと整理して、プレカットできるくらいにまとめてみようと思います。工事の進捗は確実にアップすると思います。

 

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益城の家_いよいよ外壁工事の始まりです。

2018/03/6

外壁工事の開始です。

寒さまだ続きますが、相変わらず綺麗な青空です。この現場で見る青空は他とは違うような気がします。


写真の加工とか一切なしです、撮りっぱなしの生データ。空の青さが凄すぎます。

 


外壁のサイディングが張られています。設計ではそとん壁だったのですが、工務店さんとお客様との打ち合わせでサイディングになったようです。白い横筋(おそらく櫛目のパターン)が入った、落ち着いた雰囲気のものです。

 


造作建材も続々入荷中のようです。写真は窓枠や扉の枠材たち、ウッドワンの製品で揃えてあります。

 


和室周りの造作材です。表面に天然木を貼り付けた集成材です。出来上がってしまえば本物との区別はなかなかできないものです。狂いが少なく施工性がよく、品質のばらつきのない素材になります。

 


2階にある個室も随分部屋らしくなってきました。こちらは西側を見たところ、正面の壁には机と吊り戸棚が造作で取り付けられます。

 


振り返って北側を見ています。低めに抑えた北側の窓、この脇にベッドが置かれるのでその高さに合わせた窓の高さです。

 


南側と東側を望んでいます。窓向こうに山の稜線がうっすら見えています。肉眼ではもっとはっきり見えるのですが、写真だとコントラストが強すぎて白トビしています。

 


ということで、ベランダに出て露出を稜線に合わせて撮って見ました。肉眼ではもっと綺麗に見えますが、雰囲気は伝わったでしょうか。

随分家らしくなってきた現場です。外壁が仕上がり、室内の石膏ボードも張られ、それぞれの形が見えてきました。完成がいよいよ楽しみになってきました。

 

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ぽかぽか日和の上棟式

2018/02/23

大牟田市にあるシェプロホームさんの企画である「建築家プラン」シリーズでお手伝いさせていただいた住宅の上棟式に出席してきました。
今日は晴天!風もなく、少し汗ばむくらいでした。


 

お昼に、お弁当と、施主手作りだご汁をいただきましたが、ペロリと完食。←完食するのが大変なくらいのお弁当とだご汁の量だったのですが、美味しくて美味しくてついつい箸がすすみました。ご馳走さまでした。

 

⬇シェプロホーム上口社長と打ち合わせ。


 

⬇こちらはリビング。
大開口の窓です。
朝陽が入り、とても気持ちいいスペースとなることでしょう。


 

 

⬇四隅に酒、塩、米、いりこをまき、今後完成までの無事を祈願してありましたが、
その「いりこ」の匂いがしたのでしょう。
どこからともなく猫ちゃんが・・・🎵可愛いっ!
とっても人間になれてる可愛い猫ちゃんでした(^v^)

FAD 建築事務所スタッフ
古市摩奈美

益城の家_防水工事が完了したとのことで。

2018/02/6

ベランダの防水

2階のベランダの防水が完了したとのことで、その確認に行ってきました。

 


外部の工事は変化なし、ということで早速防水工事の確認へ。それにしても青空が綺麗です。

 


2階ベランダ部分です。畳4枚分の広めなベランダ、ここから花火と山の稜線が一望できます。今回の防水仕様はFRP防水です。構造用合板などで下地を作り、そこにFRP繊維を溶剤と合わせて伏せ込んでいきます。船などの船体にも使われ続けている信頼ある防水です。

 


床部分はもちろんですが、壁部分にも防水を施します。壁部分の防水は床から300mm以上立ち上げなさいとしているので、350mmくらいまで立ち上げられています。

 


こちらは窓の下部分。この部分は床から120mmという設定があります。ここはぴったり120mmで仕上げられています。ここをあまりあげるとベランダへの出入りがしにくくなるのでぴったり高さです。

 


大きなサッシからしっかりと日が差し込んでいます。真南を向いた配置計画、真冬の今の時期でも窓辺はポカポカでした。

 

ということで、今回のレポートはここまで。

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益城の家_進捗状況

2018/02/6

本日も熊本市内は朝からうっすら雪が積もっていました。
みなさま体調にはくれぐれもお気をつけください^v^

さて、益城の家_Tさま邸の現場です。
とても綺麗に整理され、大工さんが丁寧に仕事をしてくださっているのがわかります。
寒い中、お疲れ様です。


こちらのお宅は、熊本地震で被災し、思い出の家を取り壊さなければならず、建て替え工事となりました。
高齢になられたご夫婦と、息子さんで住まわれます。
計画中も、「以前の家の間取りが慣れているので・・・」と何度も何度もおっしゃられていました。
何十年と、そこで生活していたご家族のスタイルは変えたくないとの思いを強く感じ、ストレスにならないように、その以前のスタイルをそのまま・・・そして更に使いやすく快適にということを心がけました。

耐震等級3はもちろん、長期優良住宅、省エネ等級4と安心して暮らしていただける住宅となっています。

 

FAD建築事務所スタッフ
Manami Furuichi

御代志の家_地鎮祭

2018/02/2

2018年1月24日【地鎮祭】
強風吹き荒れる中での地鎮祭。
工事の無事を祈り、地鎮祭を無事執り行いました。
いよいよスタートです!

 

FAD建築事務所スタッフ
Manami Furuichi

ゲストハウス_上棟

2018/02/2

2018年1月23日【方形屋根_小屋組み仮組み見学】
T建設ゲストハウスの設計をさせていただきましたが、
上棟を前に、小屋組みの見学をさせていただきました。
方形屋根です。
手加工で細かいところまで作業されていました。


 

2018年1月25日【上棟】
この日は、朝からパラパラと雪も降り、寒い一日でした。
丁寧に丁寧に組み上げられています。
お疲れ様です。
今後の進行が楽しみです。


 

FAD建築事務所スタッフ
Manami Furuichi

 

益城の家_大工工事が進んでいます。

2018/01/31

大工の仕事

一月もいよいよ最終日、現場では大工さんが変わらずいい仕事してくれています。

 


玄関を入るとこんなものができていました。スリッパ掛けです、床に置きっ放しだと散らかるスリッパも、こうやっておくと一気に現場内が気持ちよくなりますね。

 


さらにこんなものまでできていました。道具のストックヤード、きっと壁部分には図面とか資料を張ったりするものだと思います。仕事のしやすい現場は、仕上がりもきれいですから完成に期待します。

 


断熱工事、気密工事もじゃんじゃん進んでいます。

 


どうしても気密シートを貫通してしまう水道管。その周りはテーピングとコーキングで隙間を潰してありました。

 


流し台周りは気密工事まで完了のようです。この後石膏ボードが張られ、仕上げのクロス工事へと進んでいきます。床下への断熱工事も進んでいきます。山積みされた床断熱材、隙間なくしっかり敷き込まれていく流れです。

地味な作業が続いて、現場の進捗がわかりにくい時期ですが、少しづつ少しづつしっかりと施工されています。

 

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益城の家_断熱工事が進んでいます。

2018/01/23

外観は変化なし、

外観には変化がありません、透湿防水シートが張り終えていますが、仕上げ工事にはしばらく時間が空きます。

 


外部の工事はしばらくお休みです。

 


室内では断熱工事が進んでいます。写真は今回床断熱で採用しているカネライトフォームFX、かなりの高性能断熱材で熱伝導率が0.022という製品です。これを根太の間に敷き込んでいきます。

 


根太も並んでいます。

 


屋根部分のアイシネン断熱は完了しています。壁断熱用の先張りシートが見えています。

 


壁と床部分の先張りシート、根太床なのでなかなか面倒な気密工事になっています。

 


2階部分の断熱工事はほぼ完了。断熱材も大切ですが、その断熱性能を長く保たせるためにも、気密シートの確かな施工は重要です。壁体内への水蒸気の侵入と、その名前の通り気密を取るため(隙間をなくすため)にこのシートは作用します。

 

今回のレポートはここらでよかろか、「チェスト!」

 

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益城の家_外壁防水シート張りも進んでいます。

2018/01/16

外壁防水シート(透湿防水シート)張り

あっという間に年も明けて現場も本格始動。外壁の防水シート張りが始まりました。

 


今回の建物は実は2階建、これまで外観の写真をアップしていませんでしたね。平屋でも納まる計画だったのですが、この家のタイトルにもあるように、思い出は2階にありました。夏の花火大会や、窓から見える遠くの山の稜線。どれもこれも地震前の大切な思い出ということで、2階に一部屋設け、そんな懐かしい眺めを作っていきます。

 


透湿防水シートが張られていますので、早速上下方向の繋ぎ目の重ね幅チェック。青い点線で「ここまで重ねなさいよ」とシートにも書いてあるので、基本的にクリアしていますが、念のため実測です。

 


サッシ周りの張り付け状況(シートにうっすら黒い帯が見えますね)や、

 


忘れがちな掃き出し窓の下側などのシート状況を確認して回り、

 


前回に引き続き、構造部分のチェックです。写真は、外壁周りに使っている構造用合板の釘留め状況。緑の刻印があるように、パネルの外周部は釘の間隔を100mmで留めるように指定してあります。また中間部とあるのは、写真左側に少し見えているパネルの中心(右手繋ぎ目から455mmの位置)のことで、ここは200mm間隔で留めるように書いてあります。どちらも基準クリアです。

 


仕口金物の確認です。設計図と現場の内容を照合します。

 


断熱材であるグラスウールも届いていました。中央部に印刷してある「呼び厚さ、R、λ、密度」これが断熱性能に直結する数値です。もちろん設計で指定しているものが搬入されていました。

 


その断熱材の伏せこみ状況。しっかりと施工されていました。

 


現場の内部はこんな感じ、屋根部分はアイシネン吹き付け断熱なので、その下地作りが進んでいます。写真右手の屋根裏に少し見えるのが下地材です。

 


屋根のガルバリウム鋼板張りも進んでいますが、ここは実に細やかな部分です。屋根の下地に使うのは針葉樹合板と呼ばれる厚さ12mmのベニア板です。その屋根面はガルバリウム鋼板が葺かれるので問題ないのですが、写真で見えている部分(屋根の裏側になる部分)はベニア剥き出しになってしまう部分です。出来上がってしまえば、この部分には軒樋が取り付くので見えなくなります。それでも、ベニアの劣化を防ぐために、ガルバリウム鋼板を張っています。その左側にも少しベニア見えていますが、この部分には幕板が取り付くので大丈夫です。

 


別の現場ですが、野地板保護板金とした部分がこれです。

 

以上、現場は着々と進んでいます。まだまだ先は長いですが、良い家づくりになるようしっかりと設計監理していきます。

 

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