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益城の家_本体工事始まる。

2017/12/7


本体工事始まる。

現場は本体部分の工事が進んでいます。基礎コンクリートの打設から、土台が敷き込まれれ、上棟ののち屋根の防水工事まで来ています。

 


設計通りの基礎高さに仕上がっています。鋼製型枠の高さが450mmなので、ギリギリの440mmを設計高さとして、少しでも床下空間が取れるようにしています。将来メンテナンスで床下へ潜ることが必ずあります、その時に動きやすい方がしっかりとしたメンテナンスもできるはず。そんなことを想像しながら高さを設定しています。もちろん、構造強度のことも含めてですね。

 


基礎と土台の間に敷き込まれる基礎パッキンと呼ばれるのもです。樹脂製のものが普及していますが、うちの設計では最近このステンレス製を標準としています。より長く使えるものをという理由から選定しました。

 


土台継手とアンカーボルトの位置関係。地味なところですが、非常に重要な部分だと思います。よその現場ではこれが守られていないところをよく見かけます。基礎屋さん、プレカット屋さん、木材屋さん、大工さん、そして設計者との打ち合わせができていないとうまくいかないようです。現場管理される監督さんの気付きも大きく影響するところです。

*右側の土台が男木、左側の土台が女木、男木が女木を押さえ込む役割があるので、右側の土台にアンカーボルトが必要になります。

 


ホールダウン金物とホールダウンボルトの締結状況。ボルトサイズはφ16と一定ですが、金物の方にはその必要とする耐力により種類がいくつかあります。現代の住宅ではこの金物の高強度化が進んでいるので、設計との照合は必須です。忘れていけないのは、基礎の段階でのボルトの埋め込み長さ。強い引き抜き力(基礎から抜けようとする力)が働く部分では、ボルトの埋め込み長さにも注意が必要です。できる住宅会社はこんなところにも気配りしていますから、「ホールダウンボルトの埋め込み長さって幾つですか?」質問してみるのもいいですね。

*きっちり答えられないところはちょっと不安です。

 


柱のサイズとか、

 


筋交いのサイズとか、

 


屋根の垂木(屋根を作る重要な下地)を建物本体へ固定するビスなどを確認し、

 


屋根防水紙(アスファルトルーフィング)の重なり幅や、

 


壁への立ち上がり寸法などをチェックしたところで、今回の現場レポートは終了です。

 

全体的に職人さん不足とのことで、ゆっくりとした進捗になっていますが、問題なく工事は進んでいます。この調子で、いい住宅ができるのを祈念します。

 

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