黒い板壁張りが始まりました。
2019/01/24
看板が地味すぎる
足場がかけられて、その後すぐに垂れ幕看板を設置してもらったのですが、うちの垂れ幕やっぱり地味すぎますね。道路から一番目立つ場所に掲げてもらったのですが、全く気づいてもらえないようです。リニューアルが必要そうです。施工のアクラスホームさんの垂れ幕はしっかり主張されてます。
さて、現場の方ですが外壁の板張りが始まっています。今回は22条地域ではないため、外壁に板壁が使えます。足場で全体像はまだ見えませんが、足場の中に入るとこんな感じです。
杉板を黒色で塗装しています。塗料はいつもの匠の塗油です。エゴマ油100%溶剤添加なしという、安心安全な塗料です。そして、出入り口前にはこちらもいつものように庇をつけています。幕板がまだ塗装されていませんが、この部分も黒く染まる予定です。
床下断熱を基本に
ちょっと足元を見てみると、水切りが取り付いています。うちで設計する住宅では基本的に床裏断熱を採用しています。基礎断熱も最近よく目にしますが、床下空間には外気を通し換気をよくしておいた方がいいと考えるから。そのためにこんな穴の空いた土台水切りを採用しています。この穴から入った空気が床下へと周り、常に空気の移動がある状態です。ただし、空気を回したくないところもあります。それがこちらの浴室の床下。
浴室は一般床よりも若干下がるため、基礎の内側にて断熱(基礎断熱)をします。なので、この部分は室内と同じ環境にする必要があるのです。外気の侵入を防ぐために隙間をコーキング(黒い部分)にて埋めています。
隙間を埋めるといえば、サッシ周りも入念にコーキング処理してありました。設計での指示はなかったのですが、アクラスホームさんの気密確保のための徹底施工でした。
室内の様子
外部の杉板張りが先行しているのですが、室内の雰囲気はこんな感じです。今日もお天気でしたが、気持ちいい日差しが予定通り室内を温めてくれています。敷地に対して真南を向くように建物を配置しています。同じ性能の家でも、冬場は日射所得を上げると暖房エネルギーはぐっと抑えられます。
模型ですが、南を向くために敷地に対して斜めに建っています。
配管のスペース確保されていますか?
フラット35や瑕疵保険などいろいろな検査員をしていますが、配管スペースを確保していない現場をよく見かけます。本来は写真のように配管スペースをきちんと設け、土台や梁・柱などの構造部材の欠落を作らないようにしなければいけません。ただ、現場でこれに対応しようとするとなかなかタイミングが合わないようです。解決するためには設計の段階でしっかり配管ルートを確保しておく必要があります。図面できちんと表現しておくことが大切です。
造作工事も始まった!
いつものように窓周りの造作(美しいデザイン)にも気を使っています。ただのアルミサッシが、この造作枠を設けるだけで、見た目にも美しくなり、雨だれ対策としても有効に働きます。まだ、始まったばかりなので形はわかりませんね。来週の今頃には窓周りに綺麗に収まっていると思います。来週が楽しみです。
ここ数日暖かい日が続きましたが、週末は冷え込むそうです。現場の皆さんも風邪などにはご注意いただき、どうかお身体ご自愛ください。これからの週一でお届けする現場レポート、どうぞお楽しみください。
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