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方形屋根をもつ、心地よく快適な住まい計画の始まり。

2016/06/27


地震で遅れていた新築計画が2件、やっと動き出しました。どちらも楽しみな計画ですが、今日はこちらを紹介します。

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屋根が特徴的な平屋の住まいです。正方形の間取りにそのまま屋根をかぶせています。右奥に、お風呂と脱衣所、洗濯室をくっつけたとてもシンプルな形をしています。現在ご夫婦お二人ですが、建物完成の時期にはご家族が一人増えます。将来は4人家族ということを前提に計画をまとめてきました。広さは相変わらずの21.5坪ほどに納まっています。この広さが一つの基本形になりつつあります。この基本形に、家族ごとの生活スタイルとしての場(空間)をシンプルに追加していく感覚です。

敷地に対して、建物が少し振れています。建物を方角にきっちり合わせた結果の配置ですが、そのおかげで庭の使い方にも広がりが持てました。南側の庭とデッキテラス、リビングへのつながりが気持ちよさそうです。

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しっかりと庇に守られたデッキテラス、完全にアウトドアリビングです。とても魅力的なデッキテラスですが、利用の方法、メンテナンス方法、雨の避け方など想定して計画しないと、使いにくいもったいない存在になってしまいます。「積極的に使いたくなるような仕掛け」こういったデッキテラス成功には必要な要素です。

プレゼンテーションが4月初旬、地震をはさんで本日第一回目の間取りミーティングでした。基本的にこちらの提案を気に入っていただき、この模型にてご自身たちの暮らしを想像してもらい、ほんの少しだけ計画の見直しを進めます。いいものになりそうです。今回も長期優良住宅認定でいきますが、グリーン化事業にも参加します。性能もしっかりした素朴で、気持ちいい家。そんな素敵な家なのですが、ちょっとしたオチもあります。

長期優良住宅の条件である床面積最小制限、なんと75㎡以上なんです。小さくても快適に計画できているのに、そのせいでもうちょっと大きくしなければなりません(涙)。「必要な広さが確保された、暮らしやすい家」これが75㎡の根拠とのこと。暮らしやすさでいけば、75なくてもいけるんですがね。

何れにしても、気持ちいい住まいになりそうです。進捗はまたこちらで公開していきますのでお楽しみに。

 

 

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