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光の森の家_砕石敷き込み。

2015/08/6


「光の森の家_ガレージのある平屋の家」現場ライブ

砕石の敷き込みです。基礎の下地となり、地盤の安定性を増すための大切な工程です。全く見えなくなるところですが、入念な作業が求められます。

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ダンプで運ばれてきた砕石を全体に敷き均しています。4人掛かりで手際よく作業が進んでいました。

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形が見えてきました。うちで設計する建物の基礎は外周部だけでなく、内部にも基礎梁を設けています。その間隔は最大で3.64mとして、土間スラブの鉄筋サイズと間隔を計算・指定しています。この中間部にある基礎梁は手間がかかり採用している住宅会社は少ないようです。計算すると必要になるはずなのですが。

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転圧作業です。振動プレートと呼ばれる機械にて砕石をしっかり締め固めます。この転圧も重要な工程です。ここを怠るとどうなるか。民間検査機関の検査員をやっているのでよその現場を見る機会がたくさんあります。その悪い例がこちらです。

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転圧が不足していたため、鉄筋を受けるサイコロと呼ばれるスペーサーがめり込んでいます。写真にあるようにここには60mmのスキマが必要なのですがそれがとれない状態です。意外とこの状況が多いことに驚きます。

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しっかり転圧されたところです。写真で分かるのは、角度がついている角部分に、キチンと角が出ていること。この部分がガラッと崩れている様な現場は要注意です。

次回は、防湿シート張りになります。順調な工事のスタートです。

 

 

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