□NEWアトリエ移転プロジェクト状況報告□
 2006.09.30 Sat / 晴れ
解体撤去

外部壁の撤去作業です。基本的に壁は残したかったのですが、劣化の状況を見るに再生不能となり、外部の土壁は全て落とすことに。

それでも、50年建ち続けている柱や貫などはしっかりしたもの。それらを使いどう再生させるか。

■関連施工者等

FAD建築事務所/設計・施工
古市工業所/施工

以上2社


□ 工事写真 □
□ コメント □
■外部土壁解体。

土壁を全て落とし、骨格だけとなった姿。柱や貫は色こそ変色していますが、磨いて塗装すればきっと綺麗になるでしょう。

写真は手前が僕で、中に立つのが父。奥で作業しているのは僕の叔父です。みんな顔は似ています。

■解体完了。

解体が完了して全景をパチリ。この建物の柱は、基礎石(50年前の自然石)に柱が乗っかっているだけ。現在の建物のように、土台や引き寄せ金物(ホールダウン)などは一切ありません。

計算されたわけではないでしょうが、このままの状態で、地震や台風にも耐えてきたんです。あらためて、伝統工法のすごさをかいま見ました。

■遊びです。

ミニユンボを久しぶりに運転してみました。昔小さい頃は、父が運転する機械にまたがり、レバーをあれこれ触っていましたが、基本操作はさほど変わっていません。しかし、右手と左手が言うことを聞きませんでした。

ギコチナイ機械の動きに、ちょっとショックを受けるのでした。

■シンボルツリー。

以前は建物横は雑草が生い茂り、とても踏み込めるところではなかったのですが、草刈りをし整地を済ませると、そこにはびわの木が。

結構な大きさになっているので、2〜30年は経っているのでは。きっと美味しいびわも実るはずなので、この木だけ残しシンボルツリーとします。

□ 次回の工程 □
次回の作業予定

次回は、いよいよ屋根の瓦葺き替え。痛みまくり、枯れ葉などが降り積もった瓦をおろして、新しい瓦をのせていきます。


■関連施工者等

FAD建築事務所/設計・施工
古市工業所/施工


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