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【飛熊の家_MTH】基礎底板部墨出し

2017/04/24


墨出しという作業。

 

お天気続きで今日の気温は26度オーバーとのこと、だんだん夏が近づいていますね。ということで、今回の現場レポートは基礎底板の墨出しです。

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今回の基礎の幅は、15cmになっています。墨出しとは、そのサイズに合わせてあらかじめ目印をつけておくこと。写真で見ると、黒い線が見えますね。これは墨汁を含ませた糸をピンと張り、そして弾きます。大工さんがやってるのはみなさんイメージあると思いますが、建築の現場ではいろんな工種でこの墨出しは行われます。

縦にある2本の墨、左側が15cmの基礎の中心になる部分です。現場ではこれを通り芯(とおりしん)、通常「シン」と言います。そこが基準になって、外側に7.5cmの所にもう一本の墨が打たれています。この打たれる(うたれる)も建築用語です。意味としては、書いてあるとか、出してあるとか、そんな感じです。7.5cmという表現も、実際現場では75ミリという風にセンチメートルでなく、ミリメートルを使います。

芯から75ミリ外側に打たれた墨に合わせて、何やら金具が取り付けられています。これはセパレーターという基礎の型枠を固定する金具です。金具の一番右側の立ち上がりと、75ミリの墨の位置にある少しの立ち上がりの間に、鋼製のパネルが立て込まれ、コンクリートの枠となります。

 

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こちらは、通り芯から次の通り芯までの距離を測っているところ。基礎屋さんが出してくれた墨が設計通りかどうかを、念のため確認しています。あくまで念のためですが、たまーに違うときがあります。そうなると大変です、最悪基礎を壊して作り変えになることもありますから。一生懸命作られた基礎を「壊してやり直して下さい」は、とても辛いコメントになるので、このチェックは僕自身のためでもあります。もちろん今回は全てOKでした。

 

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綺麗に並んだセパレータは美しいです。墨もくっきりはっきり間違いない位置に打たれて、青空と土と新緑、そしてコンクリートとのコントラストが綺麗ですね。

 

いろいろな補助資材が必要です。

 

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ちょっとピンボケでした。こちらは通称サイコロと呼ばれる、スペーサーです。スペーサーという読み方なので、隙間を確保するものだろうとは想像できるでしょう。ここに転がっているのは、基礎底板の鉄筋と、現在敷き込まれている防湿シートとの隙間を確保するものです。このサイコロの上に鉄筋が並べられます。規定で、6cm(60mm)以上確保するようになっているので、このサイコロも60mm対応型です。これはコンクリート製ですが、樹脂製や鉄製など他にも素材はあるようです。

 

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鉄筋も徐々に搬入されています。工場で設計通りに加工され現場に搬入されます。現場ではこれらを熟練の鉄筋屋さんが、これまた設計通りに美しく綺麗に組み立てられていきます。次回は、この鉄筋の組み立てが始まります。鉄筋が組み上がると、次はいよいよ底板部分のコンクリートが打設されます。その前に、配筋検査という検査が待ってます、こちらを次回報告しますね。